ああ、東京モーターショー
今回の東京モーターショーほどクルマオタクである私を
ガッカリさせたものはありません。
理由はフェラーリ、ランボルギーニをはじめとするイタリアや
アメリカ、韓国のメーカーが出展していない点です。
そして一番見たいMAX、430Km/h以上のフランスのブガッティ・ヴュイロン
の新型も出展されていません。
おとなりの上海のショーでは各メーカーが
あんなに出展して盛り上がっていたのにです。
「人間、落ち目には成りたくないものだ」
各メーカーが出展しない理由は、
(1)落ち目の日本ではどうせ売れない。
(2)日本は出展費用が高い。
(3)日本での手続きは何かと面倒だ。
一方、日本の各メディアの報道では上記のような内容は一切告げず、
日本のエコカーは素晴らしい、日本には他国にはない技術がある、
だからスゴい。
まだまだ日本は大丈夫、とそればっかり。
私はハイブリットカーのような価格が高く10年乗っても元が取れない
エコカーには懐疑的です。
ハイブリットシステムを生産するにはより多くのCO2を排出し、
しかも8万kmぐらいの走行で寿命が来て、80万円以上の修理代を請求される
エコノミックではないエコロジーカー。
エコカーと言えばディーゼルエンジンが発達したヨーロッパでは
日本のハイブリットカーはほとんど支持されていません。
「ガラパゴス」と言われて日本だけの仕様が発達した携帯電話同様の結末
がハイブリットカーに来る予感を強く感じます。