無料交通取締りご相談センターの舞台裏(2)


ジークの無料交通取締りご相談センターへのご相談の中で
今までに胸を締め付けられるような思いをした経験が一度だけあります。


そのご相談者はいつもの道をいつものようにノンビリと走っていただけで
いつ写真を撮られたのかも分からないままにオービスの呼び出しが来た
という典型的なオービス冤罪事件の被害者でした。


こんな間違いは警察に行って説明すれば判ってもらえるだろうと出向いたところ
警察は全く聞く耳を持たず何と52km/hオーバーだと言う。
(この冤罪はおそらく電波ノイズを原因としていると思われます。)

いくら説明しても警察は冤罪被害者の主張を聞き入れず
仕事上の駐禁の累積点も重なり、
何と免許取り消しとなると宣告されてしまいました。


彼は『このままでは免許取り消しを理由に会社を解雇されてしまう』
との不安におびえ、何度も私に相談の電話をしてきたので、
私は強く裁判により警察の間違いを立証すべきだと勧め、
彼の気丈な奥様にも夫婦で力を合わせて頑張るよう説得を続けました。

ところがしばらく電話がかかってこないなぁと思っていたところ
奥様からの突然の電話で『夫が失業の件を気にして
ウツ病を患い自ら命を絶った』と言うのです。

私は一瞬胸が締め付けられるような思いで言葉を失ってしまいました。


こんなひどい事が今の日本では起きるのか。
冤罪を量産し、免停や免取りで人々を苦しめ失業させ、
ひいては命までも奪ってしまうオービスという魔物のような機械。


かつての自衛隊NECの癒着事件同様に随意契約により
1セット1億円以上の納入価格の代金の半分が製造元の
三菱電機から警察へキックバックとして還元されると言う
オービスと言う名の利権マシーン。


これらの甘い汁を吸う三菱電機と警察の関係者、
そしてそれらを援護する法の番人づらをする判事達に
重い天罰が下る事を強く願ってやみません。