日本車はすぐに燃えます。

1999年11月、飲酒運転で高知から
大量のナスを運んでいた大型トラックが
東名高速道路で乗用車に追突
乗用車は炎上し子供2名が焼死するという
何とも救いのない事故が発生しました。


判決の結果「 飲酒運転で人を殺しておいて、
たった4年の実刑で済むのか? 」という
社会の猛烈な批判がわき上がり
この事件を契機として最高刑・懲役15年の
危険運転致死傷罪 」が創設されました。


いつものように未熟な日本社会です。
やはり事故を起こした本人だけが悪く
罰則を厳しくして焼死者を防ごうというのです。


問題の本質から目をそらし
「 付け焼刃的に対策を施す 」この手法では
何の根本的な解決にもなりません。
事実、最近になっても焼死事故は全く減っていません。


ではどうしたら良いのか?


一番に、追突されただけで簡単に燃え上がり
車内に閉じ込められてしまった人間を、
焼き殺してしまう自動車を改良すべきです。


日本の自動車メーカーに対して、ドイツ自動車メーカー
のような、簡単には燃え上がらないような
燃料タンクの構造を義務付けるべきです。
それなしには今後とも焼死事故者が減ることはないでしょう。


メディアも政府もこぞって、大のお得意様である
自動車メーカーに対して勇気を持って要求すべきです。


「 燃えない車を造れ! 」と。