ポルシェに騙されるな!

ポルシェのヒット商品、ボクスターの2代目ニューモデルが発売に
なりました。


低重心でレスポンスに優れた911シリーズの水平対抗6気筒
エンジンを利用して廉価版の2座オープンスポーツを作り
出すという戦術はクルマ好きにとっては実にありがたいのだが、
今回も採用されている4輪ストラットサスだけは
何とかならないものだろうか。


4輪ストラットサスはFFに向く簡単便利最も安上がりな
サスペンションと言えるが、コーナリング時のリアキャンバー角
が変化しないのでコーナリングの限界性能において
致命的な欠点となる。
日本独自の余り性能を求めない軽量小型安価な軽自動車に
軒並み装備されているサスペンションである。


ボクスターのような1tを遥かに越すような重量のスポーツカーへの
採用に対して「ペテン」と言っては言い過ぎだろうか。


片やいつまでたってもリアエンジンというシーラカンスのような
駆動方式を取り続ける911


ハンドリング、コーナリング性能、直進性の悪さ、雨天走行の
危険性を抱え続けながら改革を無視している。


現在のポルシェでは生産台数の半数以上がSUVのカイエンであるから
今やポルシェも実はトラックメーカー!?

F1などの大きなレース活動からも手を引き、昔日の栄光はない。

「ポルシェ」というブランドを支えているのは仕事が激減している
チョーチン自動車評論家達のヨイショ記事である。

これらの自動車評論家達には一度『味噌汁で顔でも洗って出直して来い!』
と言ってあげたい(笑)