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平田容疑者への献身

先日オウム真理教の平田容疑者を17年間もかくまっていた
内妻が自首しました。

私はこの女性を「妻の鏡」であると感心しました。

夫の為に警察からの執拗な追跡を受け逃亡者をかくまうという、
場合によっては刑務所行きのリスクをはらんだ行為は
今時極めて稀なケースです。


世の中は仮面夫婦ばかりが溢れているのですから…

そして恋愛小説をこよなく愛す私には、平田容疑者への
尊敬から始まったという恋愛感情は大いに理解でき、辛抱強い
と言われる東北・福島出身の看護師という献身的に尽くす情愛は
熟睡もできぬ平田容疑者の心をさぞかし癒したことでしょう。


彼らがひっそりと送る日常や誕生日、クリスマス、正月などの
愛し合う二人きりの生活、最後の日の別れの涙などを想像すると
目頭が熱くなる程です。


平田容疑者は国松孝次警察庁長官狙撃事件の冤罪犯人とされる
ことを恐れ、時効まで姿を隠していたと発言しています。


確かに警察が威信をかけた捜査ではたとえ証拠があろうと
無かろうと冤罪の可能性があろうとも結局は起訴され
有罪とされてしまうことは珍しくありません。
冤罪被害よりも面子が大事。それが警察の基本姿勢なのですから。


そして狙撃された国松孝次はキャリア官僚として私達が納付した
税金を常習的に裏金として入手し、脱税の上、億ション
2棟も手に入れていたことであまりにも有名です。


公証役場事務長拉致事件の単なる運転手である平田容疑者と
比較してもどちらの方が悪人かは明白です。私には私達の
収めた税金を警察庁が組織だって詐欺・横領をし、未だに
スッとぼけている国松孝次の方が遥かに悪人に思えます。


さてオウム真理教の宗教そのものの実際の評価はどうでしょうか。

仏法とヨガを合体させた修行法は実は専門家の間では高い
評価を受けています。


しかし教祖である麻原彰晃アナーキーな資質が大事件を
産み出す原因となりました。

私は神や仏の存在など全く信じません。


しかし太古の昔から人間のネガティブな感情を癒す役割としての
神や仏は架空の来世の天国や極楽の存在と合わせて人々を
救っては来たのでしょう


オウム真理教真言宗と同じように1200年もの歴史があったなら
ここまでは忌み嫌われる事はなかったでしょう。


未だに新興宗教に組み入れられてしまう日蓮宗系の「創価学会
ですらまだまだ社会から白い眼で見られていることは確かです。


全ての宗教は神や仏の存在から始まる訳ですが、
そんないるハズもないもので人を説くのは『全てがインチキである!』
と言っては、まだ千年ぐらい早いのでしょうか。