もはや、これまで!

年明けのノッケから「もはや、これまで!」とは縁起が悪く申し訳ない。

しかし日本中のメディアに毎日溢れる、「日本はスゴい」
「技術大国日本の再生」「ガンバロー日本」

なんてのを繰り返し繰り返し、それこそ津波のように見聞きしていると、
『ちょっと違うんじゃねえか』とオヤジは反論してみたくもなる。


日本が再生することなど絶対にありません。


それは人類の歴史を振り返れば簡単に解ることであり、
古代四大文明であれ、最強のローマ帝国であれ、大英帝国であれ、
バイタリティーを失った国家は衰退するしかないのです。


日本のメディアはそんなことは百も承知の上、「再生だ」「復興だ」
とかの耳ざわりの良いカラ騒ぎをして営業成績でも上げたいのでしょうか。


そして誰もが口を閉ざして批判しないこの日本をダメにしている
本当の張本人は国民でしょう。


何も決まらない国会は衆参国会のネジレが原因です。
そのネジレの元を作ったのは菅直人の消費税UPを総論では
受け入れながらイザ参院選では与党の過半数割れ
追い込んだ国民の責任です。


しかしメディアは決して主権者であり顧客である国民への
批判はしません。


いつも悪いのは政治家であるとのスタンスです。
だから国民は責任を全く感じていません。
ネジレ国会は最低限今後6年以上も続く状況です。

だから私は言うのです「もはやこれまで!」と。

それでは「もはやこれまで!」の時代を私達はどうやって
生きて行けば良いのでしょうか。


それにはまず個人でもできる大切なお金と時間についての
観念を一から改めることでしょう。


年収の4倍までが限度だと言われている住宅購入での4倍以上の
物件を35年ローンで手に入れるなんてもってのほかです。

生命保険の払い過ぎも愚の骨頂。

掛け金は夫の死亡で2,500万円の1本で良い。

余計な保険に入って保険代が毎月5万円だなんてバカとしか思えません。


1〜5年のうちに必ず来る国家財政の破綻によるインフレ、
株価暴落、円安に備えて現金資産の1/3を金地金に変えておく
などお金に関するものは最も大切でしょう。


時間に関しては北欧のように自然のフィールドで楽しむ、家族や
動物と触れ合う時間を増やすなどもう一度「お金と時間」について
考え直すことをおすすめします。


私達個人の人生は、もはやこれまでと見離すしかない国家とは違って
個人の決断一つで限りない可能性を秘めているのですから。