気の毒な男、石原慎太郎

東日本大震災の被害は被災地ばかりか部品流通、風評その他
日本全体の産業界にも大打撃を与えています。

その中で被災者の整然としたモラルある行動は海外からも
驚きと共に高く評価されています。


そして渦中の福島第一原発での放射能で仲間がバタバタと倒れる中で
『命を落とす覚悟を決めた男達』
の勇気ある行動には賛辞を送らずにはいられません。


片やこれ程の大惨事を前に『天罰だ』だと言い放つ都知事の石原慎太郎

こんなバカヤローが何故に3期も都知事を続けているのでしょうか。


差別主義者として知られる石原は過去にも中国人民を「三国人」と呼び、
同性愛者の存在を頭から否定する発言をするなどなど
タチの悪さを発揮し暴言を繰り返しています。

石原が傲慢な態度で去勢を張り問題発言を連発し決して謝罪をしない
背景には彼の人生における強大なコンプレックスがあると分析できます。


幼少期から優秀さを称えられた者が自分よりも優秀な数多くの者に
遭遇した時のコンプレックスというものはとても深刻です。
その深刻なコンプレックスとは…


1、人格形成期に何が何でもと目指した東京大学の受験を諦め
  ランク下の一ッ橋大学で妥協した挫折感が情けない自分
  を責めコンプレックスの元凶となっている。
 (一ツ橋大学は在学生の東京大学の毎年の再受験率が
  異常に高い大学として知られる。ブランド好きのマケ犬
  が集まっているのでしょう。)

2、回りから何かと比較される弟・裕次郎は男として
  スーパースターとなり、それに引き換え自分は選挙に 
  まで弟のプロダクションの芸能人まで借りだして 
  当選を果たしている。弟への兄のコンプレックスとい 
  うものも尋常ではありません。

3、人生の最大の目標とした総理就任はその面倒見の
  悪さから来る人望の無さから僅か10名程度の小派閥の
  維持も出来ず、ビートたけしの不出馬の寸隙を
  ぬって得意の「あと出しジャンケン」で
  総理よりも遥かに格下の都知事に初当選。


人生の全てがコンプレックスの塊。
石原という男は何とも気の毒な男ではありませんか。
同情してやって下さい。