他力本願で根の暗い日本人

菅直人新政権が誕生しました。


きっかけは鳩山由紀夫小沢一郎に対する「道連れ辞任」


エラいじゃないですか、由紀夫お坊ちゃま。


あのコワモテの小沢一郎の首に鈴をつけるなんて
なかなかできる事ではありません。


そして「わかった」との一言で辞任した小沢一郎
男らしいと思います。
当然辞任後も表立った動きは控えました。


結果誕生した新政権は「自民党と変わらない民主党色」を
一新する鉄壁の布陣と成りました。


清潔な元の民主党に戻るこの三人の男達の決断、
私は素晴らしいと思います。


しかしどうでしょう。日本中のメディアも
国民も一連の変化を誉める気風はありません。


『誉める事が苦手で文句ばかりを言い、
ではどうすれば良いんだ』という具体的な
意見に乏しくまるで他力本願な日本人。


古今東西、物質的に恵まれバイタリティを失ってしまった
民族は落ち目となり復活は不可能です。


日本も決して例外ではありません。


日本人の根の暗さは特に致命的です。


私は新政権には大いに期待しています。


しかしアテにはしていません。


クリーンにやってくれれば充分です。


私はお上などをアテにするつもりは
サラサラありません。


政策によって経済が復活する事など
無い事も良く解っています。


他力本願は宗教上の寓話に過ぎず、
自分の幸福は自分で手にいれる。
当然中の当然です。