これ以上農業を保護すべきではない!
日本には批判してはいけない色々なタブーというものがあります。
わたしはタブーなど気にせず、何にでも咬みついている
珍しいオヤジである訳ですが、今回は農業に一言。
日本の食料自給率は4割前後。
これは先進国の中でも最低であり、
6割前後までに上げなくてはいけないというのが
メディアを始めとする一般論です。
しかし私はこの一般論には大いに疑問を感じています。
ではある意味もっと大切と思われる石油はどうでしょうか?
石油は100%外国に頼っていますが、日本の経済力と外交により
何とか安定供給を維持しています。
やはり全てのものが高く買ってくれる所へと供給されるのは
経済の大原則であり、食料もまた然りです。
世界的不作で食糧価格が高騰し、
アフリカ諸国で餓死者が出ようとも、
先進国向けの畜産用の飼料としての穀物は確保されます。
悲しい現実では有りますが、どうにもなりません。
現在日本では主要穀物である米、小麦などに法外な関税をかけ
国内の農業を保護しています。
その結果農業人口の14倍もいる私たち給与所得者が
何倍もする穀物を押し付けられ負担させられています。
トウ・ゴウ・サン・ピンを代表とするロクに税金すら払わずに
補助金ばかりをせしめ取る昔ながらの農業のツケを
なぜ私達が負担しなければいけないのでしょうか。
全く納得がいきません。
そして食料と言えば問題となるのが『安全性』
しかし考えてみて下さい。
過去、食品の安全性を損なうものと言えば
雪印乳業、ミートホープ、白い恋人、赤福、船場・吉兆と
国産品ばかり。
輸入品では毒ギョウザぐらいでしょうか。
国産物の安全性など神話に過ぎないと思います。
キャベツ、大根、ナス、キュウリなどの野菜は国産で
それ以外の穀物は外国からの輸入で一向に構わないと思います
そうすれば日本の主権者の中で圧倒的多数を占める
私たち給与所得者の可処分所得が増え幸せになれます。