日本人はいつから長いモノに巻かれるようになったのか

ズバリ、
西暦1600年の「関ヶ原の戦い」から
日本人は長いモノに巻かれるようになりました。


それまでの戦国時代まで、
日本人は決して長いモノに巻かれるような民族ではありませんでした。


ところが「関ヶ原の戦い」では
徳川家康が権謀術数、魑魅魍魎の限りをつくし、
豊臣方全国諸将の裏切りがあいつぎました。


諸将にしてみれば豊臣家へ義理をつくすよりも
次期権力者の地位を確立しつつある「長いモノ」に巻かれた方が、
カッコはつかないが安全かつ得であるという判断です。


そしてその後268年もの長きに渡って続いた
世界にも例の無い程厳しい「超封建国家」により
日本人はすっかり事なかれ主義の、
「長いモノに巻かれる民族」と成ってしまいました。


その弊害は現在にも引き継がれ
「都合が悪い事には口をとざす卑怯な日本社会」というものが定着してしまいました。


当然、私のような「長いモノには巻かれない」オヤジは
なかなかマスコミには受け入れられません。