映画・チェンジリング 

警察の腐敗を暴く映画「チェンジリング」を見てきました。


時代設定は1928年、犯罪者からのワイロその他で腐敗しきり、
市民の敵となっていたロス市警のお話です。


子供を誘拐されたシングルマザー
(アンジェリーナ ジョリー)に警察が見つけてきた
全く別の子供を押し付け、
本当の子ではないと訴えるジョリーを
精神病院に強制的に送り込んでしまうという
「ホンマかいな」という実録モノです。


『真の正義とは何か』をいつまでも問いかける反体制の男 
クリント イーストウッドの名作となっています。


しかし権力というものはここまでやるかという
驚きがある訳ですが、
古今東西 権力がアッとタマげる悪事を働くのは
決して珍しい事ではありません。


現代の真面目といわれる日本の警察ですら
裏金犯罪を警察庁主導の下、
止めようとしないのですから。


映画では多数の市民が警察にデモ行進をしかけます。


ここが大いに日本とは違うところですね。


日本でも警察などにデモをしかける、
あるいはネットで大々的に警察を批判するなどの
抗議を盛り上げれば、
警察もオービスのような冤罪量産マシーンを
廃止する方向にいくのでしょうが、
日本人の多くは羊のようにおとなしく
オービスは残念ながら増設される一方です。