犯人にされる前によんでおこう 

下記は警察の取り調べマニュアルです。
内容は巨人の星の飛雄馬のとうちゃんが書いたような
オヤジ文章で、被疑者は必ず真犯人に違い無いから
冤罪など気にしないで無理やり自供させて
犯人にしたてあげろというノリです。
「変わってねえなあ、警察は!」という感じですね。


被疑者取調べ要領

1、事前の把握を徹底する

○犯行現場の状況を自分の目で確認し、
十分腹入れしておくこと。
○捜査記録は納得いくまでよく目を通す。
○問題点や疑問点があれば必ず解明する。
(調べ官が迷わされるのはこの辺の詰めが
出来てないからである)

2、被疑者をよく知れ

○被疑者の生い立ち、性格、知能程度、家庭環境、
家庭状況、身上、趣味などできる限り把握しておく。
○被疑者知れば知るほど調べ官は有利である。
○前刑の調べ官から聞いておく事も大事である。
○他の調べ官とはちょっと違うということを
相手に暗黙の内に判らせることも大事である。

3、粘りと執念を持って「絶対に落とす」という気迫が必要

調べ官の「絶対に落とす」という、
自信と執念に満ちた気迫が必要である

4、調べ室に入ったら自供させるまで出るな。

○被疑者の言うことが正しいのでないかという
疑問を持ったり、調べが行き詰まると
逃げたくなるが、その時に調べ室から出たら負けである。
○お互いに苦しいのであるから、逃げたら絶対ダメである。

5、取調べ中は被疑者から目を離すな

○取調べは被疑者の目を見て調べよ。絶対に目を反らすな。
○相手をのんでかかれ、のまれたら負けである。

6、被疑者の心を早く読取れ(読心術を身につける)

○一対一の勝負、腹の探り合いだから
   被疑者の心を早く読取れば勝負は早い

7、騙したり、取り引きは絶対にするな。

  ○真実を話ささねばならない。
   嘘偽りは後で必ずバレルれて取り返しがつかなくなる。

8、言葉使いには絶対に気をつけること

  ○被疑者を馬鹿にしたり見下すような
   言葉は絶対に謹むこと。こちらは大したこと
   でないことであって、被疑者に取ったら
   一番嫌なことだったりする

9、親身に相手の話を聞いてやることも必要

○家族や身内のことまた事件に関係なかっても
    何でも真剣に聞いてやる。
○同情することも必要である。

10、調べ官も裸になれ

○調べ官の生い立ち、学校生活、
   私生活等裸になった話をすることで、
   同じ人間であることの共感を持つ
○調べ官は優位に立つことは絶対必要であるが、
   時には、ある意味では馬鹿になることも必要

11、被疑者には挨拶・声をかける

  ○留置場内で検房時等必ず被疑者に声をかけ挨拶する。

12、被疑者は、できる限り調べ室に出せ

○自供しないからと言って、留置場から
   出さなかったらよけい話さない。どんな被疑者でも
   話をしている内に読めてくるし、被疑者も
   打ち解けてくるので出来る限り多く接すること。
○否被疑者は朝から晩まで調べ室に出して調べよ。
  (被疑者を弱らせる意味もある)
○平素から強靭な気力、体力を養っておく必要がある

13、補助官との意志の疎通

○調べ官と補助官との間には阿吽の呼吸が必要、
   タイミングがよいとその一言で落ちることがある。
○調べ官には、話さないことでも、
   補助官には、気を許して気軽に話す場合がある。